こんばんは。院長の木下です。皆さんは毎日ぐっすり眠れていますか？仕事や学業・家事などが多忙になり睡眠時間を削っていませんか？ 睡眠は人生の3分の1を占める大切な時間で、睡眠の障害は健康に大きな影響を与えます。睡眠の役割はズバリ疲労を回復すること。寝ている間に身体や脳の疲れを休息させて、修復・再生しています。そのため睡眠時間が確保できず、睡眠の質が悪くなると心身に大きな負担がかかります。また睡眠不足は生活に支障をきたすだけでなく、生活習慣病の原因となることや、うつ病などの心の病の引き金になることもわかってきています。その中、『いびき』『睡眠』でお悩みの方で、睡眠時無呼吸症候群（SAS：Sleep Apnea Syndrome）という疾患があります。SASとは、睡眠中に何度も呼吸が止まる疾患です。 いびき、中途覚醒、夜間尿などの『睡眠中の症状』のみならず、睡眠の質が低下するために熟眠感が得られず、 日中の強い眠気、集中力や作業効率の低下、頭痛などの『昼間の症状』も生じることがあります。 睡眠時無呼吸症候群では高率に高血圧症を合併し、心筋梗塞や不整脈など心血管系の合併症による死因が増加することが判明しています。 当院では自宅で可能な簡易検査を導入しており、睡眠時無呼吸症候群と診断された患者さまへ、CPAP療法(Continuous Positive Airway Pressure：経鼻的持続陽圧呼吸療法)をお勧めしています。詳しくはホームページをご覧いただき、症状でお悩みの方はお気軽にお問い合わせください。